カメ夫ですが、前職で企業型DC(企業型確定拠出年金)に加入していました。
ただ、転職後の会社は企業型DCがないので、iDeCo(個人型確定拠出年金)に移管させる必要があります。
今回、無事iDeCo口座の開設手続きが終わりました。
最短でやったつもりですが、正直かなり手続きに時間がかかりました。
手続きの流れ
まず、カメ夫ですが10月末退職でしたが、確定拠出年金 加入者資格喪失手続完了通知書が届いたのが12月中旬でした。
そこからiDecoの資料を取り寄せたところ、届いたのは年末でした。
ちなみに、iDeCoの口座は、管理の楽さの観点から普段使用している楽天証券で開設しました。
そこから、年明けに会社の総務に「事業主の証明書」を記入して貰い、書類を送付して、証券会社に受付されたのが、1月末です。
で、そこから審査が入り、3月中旬にやっとiDeCoの加入手続きが完了しました。
この間、5ヶ月です。
6カ月以内に手続きを行わなければ、国民年金基金連合会に自動的に移管されて、運用されずに手数料だけとられてしまうのですが、余裕があるスケジュールではないなと思いました。
受付までが6カ月かもしれませんが、余裕を持った対応をお勧めします。
企業型DCはどれくらい利益が出ていたのか?
ちなみに、前職の企業型DCですが、意外と利益が出ていました。
前職での加入期間は4年10か月なので、58カ月です。
毎月の掛け金金額は、27,500円です。
掛け金は、maxで掛けていました。今回のiDeCoもmaxの12,000円を掛け金にしています。
なので、今までの掛け金の総計は1,595,000円です。
で、移管した時の額はだいたい1,900,000円です。移管の際の手数料で数千円抜かれていますが、ざっくりの額です。
ということで、だいたいの利益が300,000円くらいです。
ざっくり20%分くらいのプラスですね。
また、企業型DCは節税メリットもあるので、多分、該当期間で500,000円くらいは節税になっているんですよね。
馬鹿にできないくらい得していますね。
利益がでた理由は?
ちなみに、上記の利益がでた理由は2つあります。
一つ目ですが、上手いタイミングでスイッチできたことです。
元々、掛け金を全世界株式と定額貯金に半々に入れていました。
それをコロナショックの際に、掛け金全額を全世界株式に変更しました。
それに加えて、定額貯金を毎月5万円ずつ全世界株式に移動させました。
これが大分利益がでた主な要因ですね。
2つ目は、移管に時間がかかったことです。
移管の時期は、ちょうど株価が暴落した時期で、移管のためその時期に利確して、上がり始める前に資金を投入したことになっています。
そのため、最近の暴落で資金も全く減っておらず、逆にiDeCoが開始して、1週間くらいしかたっていませんが、既に70,000円くらいのプラスです。
ちなみに、移管時の配分は、楽天VTIと定額貯金が半分ずつです。掛け金は楽天VTI100%にしています。先行き不透明なので、何とかショックがあった時点で毎月5万円くらいを定額貯金から楽天VTIに移そうと思っています。
まとめ
iDeCoですが、出口戦略が難しいということで、評価は分かれています。
ただ、偶然の味方もありますが、カメ夫的には今のところ損はない感じです。
不満があるとすれば、諸制限のため、iDeCoの掛け金maxは、12,000円になる点ですね。
企業型DCと同じ27,500円だと良かったのですが...。
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