今日は、定番の話である持ち家(マンション含む)と賃貸のどちらがいいかを書いていきたいと思います。
まず、この話は本人たちの属性や希望、家計などでどちらがいいか変わってくるので、カメ夫としては絶対的な正解はないと思っています。
まず、一般論を書いてカメ夫・カメ美夫婦の場合を書こうと思ったのですが、一般論の時点で長くなってしまったので、その1は一般論、その2はカメ夫・カメ美の場合という形で書いていきます。
一般的に言われている利点とは?
まず、一般的に言われる利点を挙げたいと思います。
持ち家の利点としては
- ローンを払い終われば、自分の資産になる。
- 自分のある程度思い描くように設計できる。
- 騒音などを気にしなくてよい。
- 老後に資金繰りに困っても、住む場所がある。
逆にデメリットとしては
- ローンを背負うことになる。
- 転勤などが発生した場合単身赴任や長時間通勤しなけれないけない。
- 住民トラブルが発生してもそれに付き合っていかなければならない。
一方、賃貸の利点としては
- 気軽に引っ越しできる。
- ライフスタイルにあった場所を選択できる。
- 固定資産税や修繕費は発生しない。(ただ、代わりに敷金がありますが。)
デメリットとしては
- 家賃を払っても資産にはならないので、掛け捨てになる。
- 老後、保証人になってくれる人がいない場合や生活に困窮していると住む場所がなくなる。
こう見ると、賃貸の一番のメリットは何かあれば引っ越せばいいので低リスクという点の気がしますね。逆にデメリットは老後住む場所を失う可能性があるということでしょうか。年を取ると孤独死による事故物件化を防ぐため、保証人がいないと賃貸を貸してくれなくなるそうです。
逆に、賃貸のメリットは、自分の空間を持てるという安心感や夢みたいな点が一番のメリットかと感じます。
デメリットは、家は移動できるものではないのでいろんなリスクが発生する可能性がある点ですかね。
最初に絶対的な正解はないと書きましたが、書いていて定年まで賃貸で過ごして、お金を貯めておいて、老後は郊外に平屋を建てて、30年くらい住むというのが一番バランスがいい気がしてきました。
いずれにしても、上記に加えて個々人の事情を加味して賃貸にするか、持ち家にするか決めなければいけないと思います。
どこで働いているかは重要な要素である。
議論に際して、都会や田舎などどこに住んでいるかは大事です。
カメ夫的には都会の場合は賃貸1択な気がします。(富裕層を除く)
この記事によると東京23区で「建物面積:80㎡、土地面積:100㎡、築年数:10年」という田舎だと少し大きめの家かなという中古物件で、一番相場が低い足立区でも5000万円近く必要です。マンションの場合でも少なくとも3500万円はみておかなければいけないようです。
これを長いローンを組んでどうにか購入しても、庶民が手が届く場所というのは立地がそこまでよくなく、勤務先まで1~2時間の満員電車で通勤するようになる確率は高いと思います。
残業が0の会社だとだいたい8時間労働ですが、それに通勤という時間が+2~3時間毎日発生するので、マイホームでのくつろぎよりもそちらの通勤疲れの方が多くなりそうです。
それなら、賃貸で定年までいって、老後は郊外でのんびりするというのが現実的かと思います。
田舎の場合は、また事情が大きく異なり、人によるのかなと思います。
カメ夫が、周りに聞いた新築を建てる際の相場は2000~4000万円くらいのイメージです。場所を選ばなければ、1000万円代で建てることさえ可能です。(この場合は、立地か、建物に問題がある場合が多いですが。)
そのため、一般家庭でも新築を建てるということは現実的に可能な額であります。また、田舎の場合は、車で通勤することがほとんどなので、少し田舎に建てたからといいって、都会ほど通勤時間が長くことはありません。
※子供が高校に通うことや、老後に車を手放したことを考えると安くてもあまり田舎すぎる場所に住むことはカメ夫的には推奨していません。
そのため、田舎だとマイホームという夢ややすらぎを追うことは十分可能です。人生効率だけでもありませんしね。
実際、いい悪いは別にして、田舎ではマイホームを購入する人がほとんどです。
一方、賃貸で住んでいる人はこんな感じの人のイメージです。
- 独身(実家暮らしを除く。)
- 転職を意識している人
- 純粋にお金がない人
- 転勤族
- 効率を重視する人
まとめ
庶民の場合、都会は賃貸1択、田舎はその人のライフスタイルに合わせてって感じですかね。
以上、カメ夫が考える一般論(通勤時間は無駄、田舎ぐらしであるということに大きく引っ張られた意見ですが。)について書いていきました。その2ではカメ夫達は、実際どうしようと思っているかを書いていこうと思います。
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