病気をきっかけに、90cmのカメ水槽から60cmロー水槽へ移動した金魚。ドジョウも同じ60cmロー水槽に移し、今は金魚とドジョウが混泳しています。
どちらかが虐められることを心配していましたが、今のところ大丈夫です。
ドジョウの紹介~ドジョ~
我が家の2匹のドジョウを紹介します。
1匹は、ミシニに尾びれを齧られた悲しい過去をもつドジョちゃんです。
上からみるとこんな感じです。結構ムチムチしています。
上から見ると左目の下くらいに、ニキビのようなイボがあります。調べたところ、寄生虫のようです。胸鰭は丸っこいです。ドジョウの性別は胸鰭の形で見分けられるようで、どうやらメスのようです。我が家のペットで唯一の女の子です。
モグリン
もう1匹はモグリンです。砂に潜るのが上手ですが、最近は家に慣れてきたのか、あまり潜らなくなりました。下の写真では、2匹のドジョウがいます。V字に潜っているのがモグリンです。
上から見るとこんな感じです。
胸鰭はとがっています。どうやら雄のようです。ドジョちゃんと比べると、とても痩せています。ドジョウはメスと比べるとオスの方が小さいようですが、それにしても細いです。ご飯を食べるのが下手で、いつもドジョに奪われているのが原因でしょうか。
ドジョウや金魚、ミシニを観察していると、自然界では、捕食能力の差が生死を分けることも多いのではと思います……。
金魚とドジョウの混泳
さて、金魚の貪ちゃんです。貪欲さゆえに名付けただけあってとても貪欲です。
ドジョウと金魚を混泳した際、金魚がドジョウをつついて虐めること(もしくはその逆)を心配していました。同居した当初は、金魚がドジョウをつつく姿を見かけましたが、最近はお互いに慣れたのか餌の時間以外は干渉せずに過ごしています。
が、餌の時間は水槽内が荒れ狂っています。
金魚がギャングのようにドジョウの餌を奪い取るのです。
例えるなら、牧場でのんきに草を食んでいる牛の群れに、単車が突っ込んでいくような感じです。そのまま暴れまわり、ドジョウの餌を奪います。
コメット【タブレットタイプの沈下性のえさ】ドジョウの主食納豆菌15グラム (x 1)
与えている餌は、このタブレットタイプのものです。大きすぎて、金魚の口に入らないのではと思いきや、何回もつついてほぐれたところを無理やり口に含んでいます。その後は吐き出して咥えてを繰り返して、食べきっています。何とあっぱれな食べ具合。
モグリンがますます痩せてしまう……。
ドジョウの隔離部屋を作ろう
このまま金魚に食べられ続けると、いつかドジョウが餓死してしまうかもしれません。
魚は目が悪いようで、金魚もあまり目が良くないようですが、ドジョウはもっと目が悪く、餌を視認できません。餌の前でUターンすることも多く、ドジョウの目の前に餌を落としても金魚に食べられる方が早いです。
ネットでいろいろ検索していると、ドジョウが餌を食べれるような一角を水槽に作っている人を見つけました。いいアイデアだと思い、自作してみました。
ペットボトル3本で、隔離部屋を作ってみます。
こんな感じで完成です。
中に、重石をいれました。上の穴からドジョウの餌を落とそうと思います。
隔離部屋の効果
早速設置しました。
ドジョウは、全く興味を示しません。中に入ることもありません。
餌を入れてみました。
餌をいれてしばらくすると、ドジョウが狂ったように餌を探し始めます。このペットボトルの形状は、ドジョウにとってかなり入りにくかったようで、中々入れません。運よくモグリンが中に入って食べています。しかし、中に入ったと思えばすぐに出て行ってしまいます。
ドジョウは地面などを這うようにして進むから、宙に浮いているペットボトルの口にたどり着けないのか……。そして、入りにくく出やすい構造になっているから、入り込んでもすぐに出て行ってしまうみたい……。魚の罠の逆バージョンか……。
金魚は、というと、ペットボトル内の餌が見えているようで、必死にペットボトルに頭突きしていました。
頑張っても君には入れまい。たまにはひもじい思いをするといい。
必死にペットボトルを突いて涙ぐましい努力をしている金魚。とうとう、ペットボトルの入り口にタックルし始めました。1,2回タックルしたかと思えば、身をよじり、
なんと、ペットボトルの中に入り込んだのです!!
・・・・・・(呆然)
こうなってしまうと、ドジョウのための隔離部屋ではなく、金魚専用のお食事部屋です。誰に邪魔されることもなく優雅に餌を食べています。
その後金魚は、ドジョウの餌タブレットを喰いつくして、何事もなかったかのようにペットボトルからするりと脱出しました……。
隔離部屋を作ったあの時間は何だったの……?
餌を変えよう
隔離部屋作戦は失敗しました。
さらに改良した隔離部屋を作ろうと、100均をうろうろしてみましたが、あまりいいものは見つからず。ドジョウの餌を変えることにしました。
コメット【タブレットタイプの沈下性のえさ】ドジョウの主食納豆菌15グラム (x 1)
↑今までのタブレットタイプの物。
キョーリン ひかりドジョウ 14g
↑粒状タイプで、ドジョウが食べやすそうなもの。小さいので金魚は食べにくそう。
この「ひかりドジョウ」ですが、沈下性と書いてあるわりになかなか沈下しません。仕方ないので、手で餌をつまんで、しばらく水槽内に指を着けています。こうすると餌に水が浸透し、沈んでくれます。
水槽内にパラパラと沈むのでドジョウが餌を食べれるようになりました。
相変わらず、金魚はドジョウの餌を奪っていますが、粒が小さく散らばっているので、タブレットタイプのように全て横取りはできません。
これでモグリンも安心して餌を食べれそうです。
まとめ
金魚とドジョウを混泳させるときは、ドジョウの餌を金魚が食べつくす可能性があるので注意した方が良さそうです。
キョーリン ひかりドジョウ 14g
コメント