<ミシシッピニオイガメ>ミシニとドジョウの混泳2

ミシシッピニオイガメ

さて、前回ミシニ水槽にドジョウを導入した話を書きました。

2匹ドジョウを導入して、1匹は翌日には食べられてしまいました。早いですね。

今回は残る1匹の話です。名前はドジョちゃんです。

逃げるドジョウ

ミシニは、ドジョウを1匹食べて味を占めたのか、単純な狩りの喜びからか残る1匹を執拗に追いかけていました。

ミシニ水槽にはカキの貝殻を置いているのですが、その貝殻の下にドジョウが隠れこんでいるので、ミシニが必死に貝殻の下に潜り込もうとしていました。そのたびに、カタッ、カタッと音がします。

この音が曲者で、このカタカタ温が聞こえるたびにドジョウが追いかけられている図をありありと想像してしまうようになりました。

カメ美
カメ美

リビングのコタツで寝ている時に、この音が聞こえると安眠できなくなりました。

そしてドジョウを導入して5日目の夜、ミシニ水槽に大きな糞を見つけました。ミシニは浮島の上でまったりしており、ドジョウの姿はありませんでした。

カメ美
カメ美

ついに食べられてしまったのか……。

その日の夜、布団の中でドジョウのドジョちゃんの思い出を振り返りました。良い夢は見れそうにありません。しかし、ドジョちゃんの死骸を目撃したわけではないので、生きている可能性も残されていはいます。

カメ美
カメ美

もし、明日の朝ドジョウが生きていたら、隔離しよう

そんな風に思いながら眠りにつきました。

翌日

その翌日、ダメもとでミシニ水槽を覗きました。

すると、貝殻の下で身を隠しているドジョちゃんを見つけることができたのです‼

生きている喜びと共に、昨夜の決意を後悔しだしたカメ美。

カメ美
カメ美

昨日決めたこととは言え、隔離めんどくせ……。

そもそも、生餌もかねて導入したドジョウに情が移って隔離なんて、本末転倒も甚だしい。もともとドジョウを導入した目的は環境エンリッチメントを目指すことでミシニの生活にはりを出すことです。

しかし、ドジョウに情が移っていることも事実。このまま食べられるのを見るのも嫌です。

迷いながらコタツに入っていると、あの音が聞こえてきます。カタッ。カタッ。自分の良心を試されているような……。

カメ夫
カメ夫

あ、ドジョウ食べられたで。

カメ美
カメ美

な、なにぃ!!

カメ夫の一言でコタツから飛び起きて水槽を見にいきました。そこには何事もなかったように佇むドジョちゃんの姿が。

カメ美
カメ美

生きてるじゃん……。

カメ夫
カメ夫

喰いつかれたと思ったんだけどな。てか、このドジョウ、尻尾喰われてない⁇

カメ美
カメ美

ああ、それ前からだよ。ドジョウの尻尾ってこんな感じなんだと思ってたけど……?

よく見るとドジョちゃんの尻尾は少し赤くなっています。カメ夫の指摘は正しく、ドジョちゃんの尻尾は愛しいミシニに食いちぎられていたようです。それも結構前から。

カメ美
カメ美

……。隔離しよ。

隔離後のドジョウ 尾びれを食いちぎられ、やや赤みがかっている

ミシニの様子

ということで、当初の目的は泡となって消えました……。

ドジョウのいなくなった水槽で、ミシニは数時間かけてドジョウを探していました。貝殻の下を覗き込んで、涙ぐましい努力を続けています。

その後、ドジョウがいなくなったことを理解したミシニは翌日から流木の上でボーっと過ごすようになりました。いなくなってから気づきましたが、ドジョウがいる間はミシニはとても生き生きとしていたのです……。金魚はいるものの、ど暇な生活に戻ったミシニ……。

カメ美
カメ美

可哀想だから貝でも買ってあげよう……。

まとめ

ミシニにとってドジョウは、よき遊び相手でありよき食料でした。捕食者の喜びもあり、環境エンリッチメント的にはとても良い相手だったように思います。

調べてみるとドジョウは、準絶滅危惧種に指定されたようなので生餌として使うのは微妙かもしれませんが……。

カメ美
カメ美

生餌として使うものは、全く可愛いと思えないものが良いと実感した次第です。隔離したドジョウの記事はまた別でアップします。

金魚とともに

コメント

  1. アバター saya より:

    笑っちゃいました!笑
    昨年末にミシシッピニオイガメ飼い始めたので、参考にしてます。
    ブログ楽しみにしています。

    • コメントありがとうございます‼
      昨年末からならまだ小さくて可愛い盛りでしょうか。カメ好きな人が増えて嬉しいです。
      ともにミシシッピニオイガメとの日々を楽しみましょう‼

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