カメを観察していると気づくのですが、カメは餌を目視以外の方法でも認識しています。
流木の上に餌を置いてみると
前回、別の記事で紹介しましたが、カメの餌やりの方法を少し変更しています。カメに餌を探させるようにしています。
その一環で、水面からでている流木の先端にも餌をおいています。水中にいるミシニには死角になりますが、ミシニはいつの間にか餌を食べています。観察していると気づくのですが、どうやらミシニは「嗅覚」で餌を認識しているようなのです。
写真のように流木の先端に餌をおくと、流木が濡れているので餌もやや濡れ、匂いが水に溶けだすようです。それに気づいたミシニが餌を探し始め、餌を食べれるというわけです。
が、匂いを感じるまでにはタイムラグがありますし、匂いを感じ取ってからも(明らかに動きが変わります)、見当違いの方向を探していたりと、そこまで敏感ではなさそうです。ただ、大体の位置は分かるようで最後にはバクっと食べています。
餌くれダンスからの……。
匂い感知。
カメの種類によっても、嗅覚が敏感か鈍感かに分かれるようです。ミシニは中ぐらいの嗅覚なのではないでしょうか。
餌によっても臭いの強弱があるので、カメプロスやレプトミンは嗅覚で発見できても、生キャベツは発見できていません(好みでないので無視しているだけかもしれませんが)。
因みに、完全陸地(浮島の上)に餌を置いた場合は水中に匂いが漏れないので、匂いで浮島の餌を感知することはありません。学習(これまでの経験)によって、浮島の上の餌をとりに行く感じです。
おまけ:ミシニに野菜をあげてみた
本記事とはあまり関係ありませんが、最近ミシニに野菜や果物をあげてみました。
あげたものはこちらです。
- 生キャベツ
- 茹でキャベツ
- 茹でブロッコリー
- 茹で人参
- イチゴ
この全てをミシニは食べていましたが、生キャベツと茹でたブロッコリーの芯は少し残していました。
一番食いつきが良かったのは苺です。特に、熟れた苺が好きなようでした。これは、匂いと味が強いのと、自然下では腐りかけのものを食べているからかなぁと勝手に推測しています。
また、巻貝なども与えようと思います
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