前回の記事の続きです。記録として残す感じです。参考にはならないと思います……。
注)素人判断での治療になりますので決してマネしないでください。誤った治療で金魚を弱らせてしまいました……。
これまでの経過
金魚の背びれ、胸びれの裂け目に対し、薬浴を実施しました。
【条件】水量30L 温度26℃ エアレーションあり
1日目:エルバージュエース 0.25g(添付の小さじの半分)、塩浴0.3%前後
2日目:エルバージュエース添加後20時間で薬浴終了。塩浴は継続
4日目:塩浴は継続。少量の餌やり。
金魚は元気に泳いでいます。が、この状態でミシニ水槽に戻したところで、尾腐れが再発するに決まっているので、ドジョウ水槽に移すことに決めました(もともとミシニの暇つぶしに購入した金魚ですが、もうペットとして飼育することにしました……)。
ドジョウ水槽に移すのはいいけど、ドジョウに万が一病気が移ったら嫌だな……。
以前から、金魚の尾びれに白い点があるのが気になっており、ツリガネムシではないかと疑っていました。もし病気であれば、ドジョウに移してはいけません。
ツリガネムシにはマラカイトグリーンが効くようです。ツリガネムシの確定診断もできないまま、元気な金魚に薬浴するかどうかはかなり迷いましたが、結局実施することにしました……。
薬浴②
マラカイトグリーンでメジャーな薬はアグテンだそうですが、ネットで探して安いヒコサンZを購入。
動物用医薬品 キンコウ物産 マラカイトグリーン液 ヒコサンZ 80ml
と、ここでこれまで塩浴に使用していた「あら塩+」に含まれていた麦飯石が薬を吸着してしまう可能性に気づき、塩を変更しました。
あら塩+プラス 金魚・メダカ用 250g
普通の食塩です。
食塩 1KG 1袋
塩浴+薬浴で、7日間様子をみてみます。
【条件】水量30L 温度26℃ エアレーションあり 少量の餌あり
5日目:ヒコサンZ 3mL 食塩約0.3% で薬浴開始。段階的にヒコサンZを投入しました。
やや青くなっています。
6日目:水の全替え実施。ヒコサンZ 3mL 食塩約3%は継続。
7日目:水の全替え実施。ヒコサンZ 3mL 食塩約3%は継続。金魚はだんだん元気をなくし、シェルターの中でじっとしていることが増えました。
8日目:水を2/3L入れ替え。ヒコサンZ 3mL 食塩約3%は継続。金魚は朝は餌をねだるのもあり、元気に動いていますが、夕方~夜にかけてじっとしています。水の入れ替えをした際に、金魚が体を水槽の壁に擦り付けるような行動をしていました。
寄生虫がいるから、痒いのか?水替えショックで痒いのか?
9日目:水を1/3L入れ替え。ヒコサンZ 3mL 食塩約3%は継続。昨日のように、水替え後に痒がる行動を見せています。また、水替え後に水面でパクパクするような、鼻あげ行動も見かけるようになりました。
鼻あげは、エラ病の可能性があるみたいだけど……。
10日目:薬浴終了(ヒコサンZで6日間実施)。塩浴は継続。いつも通り朝は元気ですが夜はぐったりしていることが多くなり、心配になったので薬浴を終了しました。
11日目:塩浴を段階的に終了。少量の餌あり。水道水(カルキ抜き)の水換えでは、痒がる行動はありません。
ヒコサンZや塩の投入で痒がっていたのか?
12日目:すっかり元気に、高速移動しています。高速すぎて時々水槽に口がぶつかっています。時々鼻あげするのは気になります。ここで、水槽に鱗が3枚落ちているのを発見。取り合えず、ケガをしそうなシェルターなどを除去しました。
身体を擦り付けた時に鱗が落ちたのか、病気なのか……。ツリガネムシでは鱗が落ちるみたいだけど……。
13日目:昨日と同様、元気に高速移動しています。障害物を除去した成果か、鱗が落ちている様子はありません。鼻あげ行動は時折行っています。
凄く元気だし、もう一度ヒコサンで薬浴してツリガネムシの可能性を排除してからドジョウ水槽に戻そうかな……。
薬浴③
14日目:ヒコサンZ再開(3mL)。ヒコサン導入直後は元気にしていますが、4時間も経つと動作がゆっくりになってきました。確実に体を蝕まれている感じがします。尾びれの先が少し染まっていました。
15日目:翌朝、金魚がじっとしていて餌もねだらないため薬浴終了(18時間程度薬浴)。1/3を新水に入れ替えた途端、金魚は元気に動き始めました。昼頃に少量の餌をあげると速攻で喰いついていました。夜には、水を2/3新水に入れ替え。元気にしていますが、水替え後、頻繁に鼻あげ行動を繰り返しています。ここで、金魚の眼球が突き出ているのに気づきます……。
痛々しい……。
隔離した直後の写真と比較すると、一目瞭然です。
重なる薬浴とストレスで、免疫力が低下して目が出てきたようです。調べてみたところ、「ポップアイ」という病気のようです。
とりあえず、ストレスを減らそうと水槽を紙袋で覆いました。
16日目:元気に泳いでいますが、以前のような高速移動はしていません。水槽を紙で覆ったのが良かったのか、以前よりは落ち着いているようです。鼻あげは行っています。やはり、水替え後の鼻上げが目立つような感じです。
16日目以降:少量の餌やりを行いながら、2,3日に1回水替えをしました。あまり刺激しないようにしました。
25日目:目はまだ突き出ていますが、だいぶましになってきました。元気に泳いでいます。
鼻上げ行動は時々しているものの、体を擦り付ける行動はしばらく見ていません。もともとツリガネムシかどうかもよく分からないまま薬浴をしてしまいました。元気なので、もうドジョウ水槽にいれようと思います。
尾びれの白い点は結局消えないままです。
金魚の体力を消耗させるだけだった、ヒコサンZの薬浴でした……。生きていて良かったです。
終了
ドジョウ水槽は小さかったので、これを機に以前使用していた60cmロー水槽をセットし、ドジョウと金魚を水槽にいれました。
元気に泳いでいます。
素人が金魚の治療を行うのは難しいことがよく分かりました。そもそも病名が分かりません……。顕微鏡でもあれば良いのでしょうか?
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