電力価格が例年より10倍以上高騰しているそうです。
カメ夫家は新電力に切り替えていますが、下手したら1月は例年の3倍以上の請求が来る可能性があるかもしれないので、節電してくださいというメールが新電力会社からきました。
電力価格の値上がりの理由は?
理由は、火力発電(LNG)の調達難があがっているそうです。
LNGは、長期保存ができずただでさえ、需給がひっ迫している状況に急な寒波で使用電力があがり、現在の異常と呼ばれる電力価格の高騰につながっているそうです。
大手電力会社と新電力の価格差
大手電力会社の料金プランですが、「従量電灯型」と呼ばれるもので、契約アンペア数に応じた基本料金と、ひと月に利用した電気の総量に応じた電力量料金がかかります。
そのため、市場の電力価格に依存せず、一定なので今回の騒動でも通常通りの料金になります。
一方、新電力は、「市場連動型」であることが多く単価が市場価格と連動して変動します。
そのため、例年なら電力代の高騰が起きていないので、市場価格は安く大手電力会社のプランより安いことが多いです。
コロナ禍では、工場の稼働停止などもあって電力余りが起きていたこともあり、昨年の電気料金は新電力の方がかなり安くなっています。
ちなみに、現在の状況が2月末まで続いた場合の見積もりを新電力会社が送ってきましたが、3月以降が例年並みだと大手電力会社の料金とトントンくらいの料金になるそうです。
カメ夫家の対応は?
カメ夫家ですが、築年数が浅い結構いい賃貸に住んでいますので電気料金は通常よりかなり安いです。
そのため、2月まで高くても大手電力会社の料金とトントンならそのままでいいかという話になりました。
石油ストーブなどを導入して電気代を抑えるかという話も出ましたが、灯油の管理などいろいろ考えた結果見送ることにしました。
一戸建てなら石油ストーブ置いたんですけどね。
将来的に思うこと
新電力を引き続き使用することに変わりないんですが、どちらかというと政府のガソリン車廃止の方向性が懸念点です。
電気自動車の普及率が高くない状況で、このようなことが起きていますので、いざ電気自動車を導入するという際には、カメ夫は不安を感じてしまいます。
電気自動車の値段が下がってきても、電力需要の改善が出来てからでないと導入を決めてはいけないと強く思いました。
まとめ
大手電力会社を使用する人は、今回の件で無関係と思う人が多いかもしれませんが、電気自動車の普及の問題など将来的には関係します。
そのため、無関係と思わず、騒動自体は知っておくことは大事だなと思っています。
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