先週のアンサングシンデレラの記事が意外と伸びたので、今週もアンサングシンデレラ第2話の感想を書いていきます。
今回もヒューマン医療ドラマとしては普通
アンサングシンデレラ第2話ですが、一般的なヒューマン医療ドラマとしては普通かなと思います。
感動するような場面もあり、山場もあり、まあ楽しんでみる分には全然問題ない出来です。
ただ、薬剤師だと内容が気になってしまってしょうがないです。
医者か看護師のドラマだと純粋に楽しめたのかなと思います。
クラリスロマイシンのストーリーについて
アンサングシンデレラですが、いくつかのストーリーが折り重なって進行します。
その一つで、シングルマザーの家庭の子供にクラリスロマイシンが処方されて、オレンジジュースと一緒に飲んでしまい苦くて飲めないというストーリーがありました。
さすがに、忙しくてもクラリスロマイシンと酸性の飲料を一緒に服用すると苦くなるということぐらい説明しようよと思ってしまいました。
中華屋さんで「調剤は院外で十分だとなってくる」というコメントがありましたが、上記を説明しないくらいだったら院外に回した方がいいのでは?と思います。
今のご時世で外来を院内処方で出しているところは、カメ夫としては患者さんのためというよりも経営的に薬価差益*を稼ぐためにしているところが多いイメージなので、少しミスリードかと思いました。
*卸からの仕入れ値と薬価の差分の利益のことです。
ちなみに、カメ夫は経営のことを考えるのは悪いことだとは思っていません。
今、コロナでも話題になっていますが、病院の経営が悪化すると医療体制の維持自体も危ぶまれますので。
麻薬の数が足りなかった件について
もう一つあり得ないと思ったのは、麻薬払い出しの伝票を薬剤師が書きわすれていた件です。
さすがに、薬剤師が書き忘れるのはあり得ないかなと思ってしまいました。
ちなみに、カメ美に聞いたのですが、高額の薬剤で在庫数が合わないというのは病院ではよくある話らしいです。
よくあるのが、病棟に払い出された後に破損したが、破損伝票が書かれていなかったりするパターンなどがあるそうです。
高額な薬剤は、1本数十万する場合もあるので、棚卸の時に在庫があわないと真っ青になるそうです。
まとめ
まあ、今週もある意味では楽しく観さして貰いました。
中々、突っ込みながら観ると面白いですよ。
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