九州の豪雨を見ていると、自分の地域で同じことが起こったらと思うとゾッとしているカメ夫です。
昔は、モノづくり大国日本と言われていましたが、コロナウイルスや最近の災害でどんどん製造業のリスクが顕在化している気がします。
最近顕在化しているリスクは何か?
カメ夫が今回書くのは動かせないというリスクです。
製造業ですが、設備などがあるため、一度建ててしまうと工場は動かせません。
もちろん、工場を建てる段階ではいろいろ吟味してそこがいいと思って建てているとは思いますが、最近は異常気象が常態化しており、気候も亜熱帯になってきてしまっています。また、コロナウイルスなんて誰も読めなかったと思います。
そのため、建てた当初では想定していないリスクがどんどんでてきています。
西日本豪雨や今回の九州のような大雨がカメ夫の会社がある地域で起こったら一発倒産ですね。
ただ、その可能性がゼロに近いかと聞かれるかというと、いつ災害が起きても全然おかしくないです。
そのためにBCPを策定しているのでは?
BCPとは、Business Continuity Planの略で、まあようはテロや災害などが起こった時に会社を存続させるため対応策ですね。
ある程度の大きさの会社なら策定していると思いますが、策定していても実効性があるBCPが策定できているところは少ないと思います。
災害に対する一番の対応方法は、工場を分散させておくことだと思います。それ以外の対応としては、復旧の順序を決めたりなどもありますが、工場が流されてしまうとどうしようもないですよね。
ただ、この方法をとれるのはある程度より大きい企業のみになります。まず、工場を複数建てれるだけの売り上げがある必要があります。
また、工場が複数の県に渡ると物流や人の募集など難しい要素がたくさんあり、これらをクリアできる企業ではないといけません。
そのため、大きな製造業以外は厳しくなる一方だと思います。コロナでモノの売り上げもどんどん悪くなっていきますし。
どういう企業が今後いいのか。
カメ夫的には、IT系のモノを持たないビジネスが今の時代は強いのかなと思います。具体的には、GoogleとかMicrosoftだと思います。
ただ、この分野では最近の日本は少し遅れている気がするので、頑張って欲しいですね、
ただ、モノを持たないということはその気になれば誰でも参入できるということです。
そのため、今後の時代はアイデア・特許・独自性がさらに大事になりそうですね。
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