冬本番ということで、電気代の高騰もあるものの、我が家の水槽はミシニ、ドジョウともにヒーターをいれて過ごしている。
ヒーター新調
このドジョウ水槽だが、少し前まで金魚が謎の病気を発症していた。
この時、ヒーターを新調した。そのヒーター、サーモスタット式で細かい温度調節ができるのはいいものの、ヒーターカバーが付いていなかった。
寿工芸 セーフティヒートセットSP160W
ヒーターを購入する時、すごく迷った。ヒーターによる火傷が怖かったのだ。「ヒーター ドジョウ 火傷」、「ヒーター 魚 火傷」などで検索しまくった。というのも、うちのドジョウはよくヒーターと水槽の壁の間に挟まって落ち着いているのだ。ちょうどいい隙間で落ち着くのだろう。
そんなドジョウを見ているのだ。ヒーターカバーがないヒーターに近づいて、火傷することは大いに考えられる。金魚は動きが素早いので、ヒーターが熱くなればすぐに離れるだろうが、うちのドジョウにそんな知性があるのだろうか……。
そんな葛藤があったが、結局購入してしまった。サーモスタットとヒーター付きのセットで評判が良いのが寿工芸であり、あまり熟考する時間がなかったのだ。ドジョウが火傷する例もあまりないようだったのも決め手である。
ヒーター購入後、危惧の通り、ドジョウがヒーターと壁の間に挟まっている姿を目撃した。ヒーターが発熱したら逃げてくれるのか、ハラハラ見守った。
ドジョの髭が少ない
ヒーター購入後、3週間ほど経過したころだろうか。2匹いるドジョウのうち1匹、雌のドジョの髭が少なくなっているのに気づいた。
マドジョウの髭は10本あるようだ。うち2本はとても短いので、ぱっと見は8本に見える。が、ドジョの髭が4本くらいになっていたのだ。少し前から餌食いが悪いなと思っていたのだが、気づいたときには髭が減っていた……。餌食いが悪いと思ったときによくよく観察すれば良かった。
そして、お腹の一部が少し白く膨れているような気がする。火傷した後の水膨れに似ている……。
ドジョウの髭がなくなる病気と言えば、「尾ぐされ病(口なので口腐れ)」らしい。以前、うちの金魚が尾ぐされ病になった時は「エルバージュエース」という薬で治療した。
この薬を使用した時、金魚がかなりダメージを受けていたような感じがするので、金魚よりも薬浴に弱いらしいドジョウには良くないかもしれない。
ドジョウによく使われているらしい薬「グリーンFゴールド」を購入。
動物用医薬品 ニチドウ 観賞魚用 グリーンFゴールド顆粒 6g
高価である……。
髭がなくなっているドジョウ、ドジョの他にもう1匹のドジョウ、モグリンに関しては元気そうであるが、少しヒレが赤いように見えるのが以前から気になっていた。そして、金魚は少し前に謎の病気を発症したばかりである。
ということで、本水槽を丸ごと薬浴することにした。
グリーンFゴールドで薬浴
ドジョウは薬浴に弱いという情報もあるが、治療効果がないのもあれなので、薬は規定量を本水槽にいれることにした。この時、半日くらいかけて少しずつ薬に慣らしながら投薬した。
薬を少しずつ入れていったが、特におかしい挙動もなかったので全量、無事に投入することができた。これで1週間様子をみる。因みに、餌は抜いて水温は20℃で固定した。
黄色く染まっている。金魚もモグリンも元気である。やはり、以前使用した「エルバージュエース」よりも魚毒性は低いようだ。
ドジョといえば、変わりないように見える。
グリーンFゴールドで薬浴3日目
薬浴3日目で、少し餌をあげてみた。金魚とモグリンはよく食べていた。ドジョといえば、少し食べては固まるということを2,3回繰り返した後餌を食べるのを止めていた。明らかにおかしい。髭がないので、食べにくいのだろうか……。
因みに、ここらへんでヒーターをカバーが付いているものに変更した。これ以上ケガをすることがないように……。サーモスタットは、前から使用している寿工芸のものを使用。
エヴァリス 水槽 マイクロセーフパワーヒーター CVL150 150W M サイズ
因みに、ヒーターには2種類あって、温度固定型のヒーターと、サーモスタット(温度調節装置)で温度管理するタイプのヒーターがある。後者は、サーモスタットをセットしないと永遠に温度が上昇するらしいので、そのままコンセントにつなぐとお陀仏決定である。どちらのタイプか注意して購入して欲しい。
グリーンFゴールドで薬浴6日目
6日間経過。明日には薬浴を終了する予定だったので、餌を少量与えてみる。金魚とモグリンは元気に食べていたが、ドジョは少し口にしただけで食べるのをやめてしまった。
モグリン↓
因みに、モグリンのヒレは薬浴前は赤っぽかったが、薬浴後は赤みが消えていた。病気のなりかけだったのだろうか?
グリーンFゴールドで薬浴7日目
薬浴7日経過したので、水を変え、薬の濃度を減らしていこうと思う。今の水量が30Lくらいである。そのうち、1/3くらいの水替えを実施。
ドジョウの様子をよく観察すると、以前からなんとなく気になっていたドジョの胸鰭がおかしいことに気づく。赤くなっていて、先端は白くなっている。火傷の影響だろうか……。
そのまま様子を見ていると、ドジョが力なく泳ぎだした。よろよろと力なく泳いでいたが、立ち泳ぎの状態で、スーッと水流に流されていくのを目撃した。髭も垂れ下がっている。
死ぬかもしれない……。
これまではそんなに重症だと考えていなかったが、死ぬかもしれない。隔離することにした。
ドジョの隔離
早速、小さい水槽を準備。容量としては、水量7~10Lだろうか。
隔離する時によく見てみると、ドジョの右胸鰭の先が白くなっている。そして、胸鰭の根元部分は赤くなって充血している。痛々しい。可哀想だ。
明らかに水カビ病だ……。
ヒレの先端に水カビが発生しているのが見える。フワフワした白いものが付着し、菌糸を伸ばしているように見える。少し前からヒレに違和感を覚えていたのに、もっと早く気づけば良かった。
口元はぼやけているが、こんな丸っとした横顔だっただろうか。違和感がある。
正月は実家に帰省しようと思っていましたが、ドジョウと過ごすことに決定……。
水カビ病治療
水カビ病の治療だが、金魚や鯉など大きい魚の場合、患部を直接取り除いて、イソジンを塗ったり、薬を塗ったりするらしい。
ドジョウは小さいし、体力的に持つか心配なので、まず薬浴をしようと思う。
水カビ病は20℃以下で繁殖力が強いようだ。水温をあげることが推奨されていたので、段階的に20℃→26℃に水温をあげた(1日1℃くらいの上昇が推奨らしい)。
そして、薬浴である。水カビ病は、「メチレンブルー」もしくは「マラカイトグリーン」が良く使われるようだ。メチレンブルーの方が魚毒性は低いらしいが、以前金魚の治療をした際に「ヒコサンZ(マラカイトグリーン)」を購入していた。
【動物用医薬品】キンコウ物産 ヒコサンZ 魚 80ml
これを使用しようと思う。少し塩もいれようと思うが、ドジョウは塩にも弱いという話もある。ネットなど見ていると、0.3%で塩浴しているものもあるので、段階的に行えば大丈夫なのだろうが。
あら塩+プラス 金魚・メダカ用 250g
塩は以前、金魚病気の時に購入したこれを使う。この「あら塩+」に含まれている麦飯石が薬を吸着しているかもしれないが、ドジョウは薬に弱いらしいし、これを使用してみようと思う。
浸透圧的には0.3%の塩浴がいいようだが、そこまでいれるのも怖いので、「あら塩+」の説明の規定量(10Lにスプーン1杯)で様子をみる。
水カビ治療0日目
注意)マラカイトグリーンは高温で毒性up‼ 25℃以下がよいようです。
条件:水温25℃、水量10L、エアレーションあり、グリーンFゴールド(極少量)、ヒコサン 2,3滴?、あら塩+ スプーン1杯
グリーンFゴールドに関しては、本水槽の水を1/3くらい使用しているのでそこからの持ち込みである。1週間経過しているので、薬効は落ちていると思う。
ヒコサンzは10Lに対し1mLであるが、付属のカップでは1mL綺麗に測れない。適当に少量いれることにした。段階的に投薬実施。
ドジョの様子だが、どうも腸呼吸がうまくできていないようで、お尻が浮いてしまっている。ひどいときには逆立ちのような体制で水に流されている。流されまいと頑張って泳いでは、す~と流されるということを繰り返していた。体力の消耗が激しすぎて、見ていられない。ヒーターの設置の向きを変えたり、土管をいれたりとうまくドジョウが休めるようなレイアウトにしてみたが上手くいかなかった。立ち泳ぎのような体勢で水面に浮いている姿を何回か目にした。とても可哀想で見ていられない。
もうダメかもしれない。
水カビ治療1日経過(8日目)
隔離水槽に慣れたのか、腸呼吸ができたのか、水槽の底にとどまることができるようになっていた。それでも落ち着かないようで、時々動き回ってはいい場所を探している。
持ちこたえてくれるかもしれない。
ヒレと言えば、昨日より白いフワフワが大きくなっているように見える。意外と体力がありそうなので、直接カビを取ってみようと思う。
ピンセットとゴム手袋、綿棒を用意した。ドジョを浅めのタッパーに隔離し、綿棒でヒレをこすってみたが、カビは取れなかった。ピンセットで取ろうとしたが、取れず。ヒレと一体化していて無理やりとるとヒレごと取れそうな気がした。カビを取ることは諦めて、患部に直接ヒコサンを塗ることにした。綿棒にヒコサンをつけて、ヒレに塗った。この時、ドジョウを手に持ったりはせず、水中のドジョウに塗っていった。タッパーにはドジョウの丈くらいの水しかいれておらず、ドジョも元気がなく落ち着いていたのでドジョを固定せずともヒレに塗ることができた。右胸鰭のひどいところに入念に塗り、左胸鰭にも少し塗っておいた。
塗布後、水槽に戻す際に水の全替えも実施。水槽内にはカビが落ちていて、結構汚れていた。
条件:水温26℃(+1℃)、水量10L、エアレーションあり、グリーンFゴールド(極少量)、ヒコサン 1mL前後、あら塩+ スプーン1杯
細菌感染も怖いので、グリーンFゴールドも入れておく。0.3gなど量れないので、適当に極少量だけいれることにした(0.1gも入れていないような気がします)。水カビが悪化しているように見えたので、ヒコサンZは、1日目よりも多めにいれておくことにした。
呼吸も荒く、かなり苦しそうに見える。髭もかなり減っている。胸鰭には少しヒコサンの色がついている(因みに、ドジョの頭のあたりにあるヒーターにはヒーターカバーがついていないが、これはコンセントにさしていない。ドジョが落ち着けるように設置しているだけだ)。
数時間後、胸鰭に直接薬を塗布したのが良かったのか、物理的な刺激が効いたのか、右胸鰭の白いカビが取れた。ヒレがかなり小さくなってしまっているので、カビとともに一部のヒレも取れてしまったようだ。ヒレの充血は治っておらず。
水カビ治療2日経過(9日目)
ドジョの様子は昨日とあまり変わらず。腸呼吸はやはり出来ていないようで、底に沈むのが難しそうだ。時々流されている。この子が、腸呼吸ができる子なら、体力を無駄に使うこともなかったのかもしれない。前よりも泳ぎは弱弱しくなっているような気もする。なんとか持ちこたえてくれるだろうか……。
水槽に縦に張り付いていたので、お腹側を写真で撮ることができた。健康な時の写真と比較する。
髭も少なく垂れ下がっているし、ヒレや口元が赤くなっていて痛々しい。口元に関しては、たらこ唇のようになっているが、前からか?尾ぐされ(口腐れ)の影響か?
因みに、口の下にある黄色っぽい丸は寄生虫だ。宿主が危機に陥った時に、皮下を喰い破って出てくることがあるらしいので、危ないかもしれない。
右胸鰭は、白いカビが取れたが、少し菌糸が残っている。左胸鰭は白い部分が多くボロボロだ。以前の右胸鰭のようにフワフワはしていないので、カビはもう死滅していっているのか?念のため、ドジョが元気そうであれば今日も直接薬を塗布しようと思う。ヒレの付け根の腹部分が少し白っぽくなっている。火傷のあとなのか?
水温を26℃→24℃に変えておいた。ヒコサンZ(マラカイトグリーン)の毒性を軽減するために、今更ながら温度を少し下げたのだ。いろいろと環境が変わりすぎていてドジョに申し訳ない。
マラカイトグリーンは少し強めの薬で、メチレンブルーよりも危険なようです。濃度を間違えると1,2日で死ぬこともあるようで怖いです……。
やや落ち着いているので、本日も患部に直接ヒコサンを塗ることにした。左胸鰭に塗る。
左胸鰭は薬の色が少し付着している。右胸鰭は、カビが落ちたとはいえ充血していて痛々しい。
塗布後、水槽に戻す際に水の全替えも実施。
条件:水温24℃(-2℃)、水量10L、エアレーションあり、グリーンFゴールド(極少量)、ヒコサン 1mL程度、塩0.3%
因みに、ここでエアストーン⇒水作エイトコア(活性炭カートリッジは抜いた)へ変更。長丁場になりそうだ。
水替え後、ドジョが浮きだした。浮いたまま沈むことができないでいる。時々泳いで沈もうとするが、結局浮いてしまう……。
もうダメかもしれないと、思う。
もしかしたら、水替えによりパニックになり、多めに空気を吸ってしまったのかもしれない……。不安になったので、せめても、と思い、塩分濃度を0.3%まであげた。あら塩+ではなく、普通の塩を段階的に追加し、0.3%にする。
塩を足した直後、ドジョが暴れだした。環境変化で暴れているのだろうか……。数時間たつと、落ち着いた。塩を入れた方が心持ち元気そうだ。
塩をいれるのは緊張しましたが、結果的にはとても良かったです。
水カビ治療3日経過(10日目)
条件:水温24℃、水量10L、エアレーションあり、グリーンFゴールド(極少量)、ヒコサン 1mL程度、塩0.3%
昨日、塩を足したのが良かったのか、昨日より落ち着いている。底に沈んでじっとしている。
4Lほど水替えを実施し、薬と塩を同濃度になるように調整。
水カビ治療4日経過(11日目)
条件:水温24℃、水量10L、エアレーションあり、グリーンFゴールド(極少量)、ヒコサン 1mL以下、塩0.3%
特に変わりない。底に沈んでじっとしている。本日は水替え実施せず。
水カビ治療5日経過(12日目)
条件:水温24℃、水量10L、エアレーションあり、グリーンFゴールド(少量~規定量)、ヒコサン 1mL以下、塩0.3%
カビで白くなっていた左胸鰭が取れているのを確認。カビとともにヒレも落ちてしまっているが、良い兆候だろうか……。昨日よりも充血は少ない気がする。
驚くことに、糞が水面に浮いているのを見つけた。少し大きめで、空気を含んでいる。色は茶色と黄色が混じっているような、白めの糞だ。最後に餌をちゃんと食べたのは1週間以上前か?。ようやく消化でできるようになってきたのだろうか。少し安心した。
底に沈んでじっとしている。ウンチも出ていたし、落ち着いているので、沈下性のドジョウの餌を少量あげたが、1粒か2粒食べたところで食べるのを止めてしまった。餌には反応するものの、食べるとどこかが痛むのだろうか……。
髭は少しずつ生えてきている気がする。少し先が白いので、少しカビが付着しているのかもしれない。口が赤いので、食べると痛いのかもしれない。
少し、水槽の外に興味が出てきたようで、時々こちらを見ている。回復してきたように見える。ごみを取るためにスポイトを水槽にいれると、少し吸い付いてきた。餌を食べたい気持ちはあるようだ。
4Lほど水替えを実施。塩や薬品は同一濃度になるように調整。
0.1gまで図れる電子天秤を購入してしまった……。今回の病気でいくら使ったのだろう……。
水カビ治療6日経過(13日目)
条件:水温24℃、水量10L、エアレーションあり、グリーンFゴールド(少量~規定量)、ヒコサン 1mL以下、塩0.3%
口やヒレの充血がなくなり、見た目はかなり改善している。髭もピンとはっている。あとは、お腹の白い部分がなくなって、餌を食べてくれたらもう大丈夫だろう。餌は昨日は食べなかったので、今日は絶食しよう。
少し暴れたか思うと、小さい糞をした。白と黄色が混ざっている。消化不良の時は白っぽくなるらしい。ほとんど餌も食べていないのに、まだ糞が残っていたようだ。結構、糞詰まりしていたのかもしれない。
今日は、あまりじっとしておらず泳いでいる。以前のような危ない泳ぎ方ではないものの、落ち着かないのか。餌を探しているのか……。
今はじっとして体力温存して欲しいな。
水カビ治療7日経過(14日目)
条件:水温24℃、水量10L、エアレーションあり、グリーンFゴールド(少量)、ヒコサン 少量、塩0.3%
髭もピンとしていて、元気そうである。良いのか悪いのか、よく泳いでいる。
試しに餌をあげてみたところ、凄い勢いで食べた。食べ終わってからも餌を探している。1週間ほど前に食べた時はほぼ食べれていなかったので、まともに食べれたのは久々かもしれない。
ようやく普通に食べれるようになったんだね!!
見た目にはすっかり水カビがなくなった。
餌をやって、約6時間後に4Lの水替え実施。少しずつ、薬の量を減らしていこうと思う。グリーンFゴールドとヒコサンをこれまでより少なめに補充しておいた。水替えのタイミングで、ちょうど糞をしていた。茶色の普通の糞であったので、ちゃんと消化できているようだ。嬉しい。
裏側の腹部をなんとか撮影してみると、お腹の白くなっていた部分は修復されてきているようだった。やはり、火傷だったのかな。まだ修復しきっていないので、これが治るまでは少量の薬浴を続けようかと思う。なぜか、顎のあたりが赤くなっていた。血が出ていたようだ。泳ぎ回っている内にけがをしたのかもしれない。
移行、2日に1回餌と水替えを実施。
水カビ治療11日経過(18日目)
条件:水温24℃、水量10L、エアレーションあり、グリーンFゴールド(少量)、ヒコサン 微量、塩0.2%?
すっかり元気なので、ヒコサンZの投与は終了。水替え時に、グリーンFゴールドのみ少量足して水替え実施。塩の量も減らしておいた。
髭はピンとして、一部短いが、綺麗に10本揃っている。お腹の部分の傷も治ってきている。
水カビ治療13日経過(20日目)
条件:水温24℃、水量10L、エアレーションあり、グリーンFゴールド(微量)、塩 少量
餌もよく食べ、元気である。これ以降、水替えによって塩と薬を取り除いていく。4Lほど、新水で水替えした。
お腹を見てみると、すこし跡があるもののかなり綺麗になっており、少し前にあった顎当たりの赤い傷もなくなっている。
胸鰭も少しずつ伸びてきたようだ。
水カビ治療17日経過(24日目)
ドジョは元気そうだ。
隔離水槽から、ほぼ薬も塩も抜けていると思うので、本水槽にもどすこととした。
本水槽にもどったあとも、落ち着いているようだった。餌をあげると食べたが、先住民(モグリン)ほどの食欲は見せなかったので、まだ病み上がりなのだろう。気をぬかず観察していこうと思う。
どうにか治療に耐えてくれました。このまま、元気になることを祈るばかりです。
まとめ
これまでの経過をまとめる。
原因(おそらく):ヒーターによる火傷、金魚が病気になった際の急な温度変化?、水質悪化?
症状:髭がなくなる、ヒレに水カビ発生。カビ周囲のヒレの充血、口元、エラの充血、腹部が白くなる。
病名(おそらく):尾ぐされ(口腐れ)&水カビ病
治療経過(グリーンFゴールド:GFG ヒコサンZ:HZ と表記)
若干、間違っているところがあるかもしれません。
日数 | 水温 | GFG | HZ | HZ 直接 塗布 | 塩 % | 水替え | 餌 | ドジョの様子 |
0 | 20 | 規定量 | – | – | – | 〇 | 髭がなくなっている。側面腹部に白い水膨れのようなものを発見。薬浴開始 | |
1 | 20 | 規定量 | – | – | – | 特に変わりなし | ||
7 | 20 | 規定量 | – | – | – | ヒレの先が白くなって、根本は充血している 隔離実施。 | ||
7 | 25 | 微量 | 少量 | – | 0.06? | 〇 | 底に沈めない。水流に流されては抗っている。 | |
8 | 26 | 少量 | 規定量 | 右胸鰭 | 0.06? | 〇 | なんとか底に沈めている。 ヒコサン塗布後、右胸鰭のカビが落ちた。 | |
9 | 24 | 少量 | 規定量 | 左胸鰭 | 0.3 | 〇 | 水替え後、沈めずに浮いていた。 その後、塩分濃度をあげたところ、直後は暴れていたが、数時間後落ち着いた。心なしか、少し落ち着いたようにみえる。 | |
10 | 24 | 少量 | 規定量 | 0.3 | 〇 | 沈めている。落ち着いている。塩分濃度をあげたのが良かったようだ。今後は2日に1回、1/3~1/2ほど水替え | ||
11 | 24 | 少量 | 規定量 | 0.3 | 変わりなし。 | |||
12 | 24 | 少量~規定量 | 規定量 | 0.3 | 〇 | 〇 | 左胸鰭のカビが落ちた。糞あり。餌を与えるも食べず。 0.1gの秤を手に入れたので、GFGを秤量して投入。 | |
13 | 24 | 少量~規定量 | 規定量 | 0.3 | 糞あり。 泳ぐようになった。充血も減り、髭もピンとしている。 | |||
14 | 24 | 少量 | 少量 | 0.3 | 〇 | 〇 | 餌を食べ、6時間後には排便。 よく泳いで元気そうだが、腹部の傷は治っていない。 | |
15 | 24 | 少量 | 少量 | 0.3 | 少量排便 | |||
16 | 24 | 少量 | 少量 | 0.3 | 〇 | 〇 | 餌を食べ、9時間後には排便 | |
17 | 24 | 少量 | 少量 | 0.3 | 少量排便 | |||
18 | 24 | 少量 | 微量 | 0.2 | 〇 | 〇 | 餌を食べた。排便せず。 元気そうなので、HZを中止し、塩も減らしていく | |
19 | 24 | 少量 | 微量 | 0.2 | 排便を確認。 | |||
20 | 24 | 微量 | – | 0.1 | 〇 | 〇 | 餌を食べた。 お腹も綺麗になった。これ以降は、塩も薬も、水替えによって徐々になくしていく。1/3~1/2水替え | |
21 | 24 | 微量 | – | 0.1 | 塩を減らしたが元気。排便はしていない。 | |||
22 | 24 | – | – | 0.05 | 〇 | 水替え後、排便確認。 | ||
23 | 24 | – | – | 0.025 | 〇 | 元気そう | ||
24 | 24 | 本水槽へもどす |
薬浴と塩浴でなんとか回復しました。0.3%の塩浴後、体がらくそうに見えました。その後回復していったような印象です。
コメント