<ミシシッピニオイガメ>カメはそんなにのろいのか

ウサ太郎

のろまなカメさんよ。

有名な童謡でもありますが、カメってのろいのでしょうか。カメを飼っていると、そんなにのろいとは思いません。

カメ美

カメ美なりにカメののろさを考えてみました。

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カメの素早い動き

カメは頑張れば早く泳げます。逃げ足はかなり早いと思います。うちのミシニも、驚いた時は猛スピードで水槽内を泳ぎます（そして、障害物にぶつかって止まります。その後数秒間止まったままです……）。

息継ぎ中に上から覗き込むと、かなりのスピードで沈みます。沈むのは上手です。

餌をもらう時も、結構激しく水かきします。

そして、カメは意外と歩くのが早いです。ぼーっとしてたらいなくなってしまうので、散歩させるときは気を付けましょう。

水中にいるカメは、基本的にじっとしています。息継ぎもゆっくりです。たまに、大きく口を開けていますが、口を開けるのもゆっくりです。

カメは頑張れば素早い動きができるので、のろくない生き物だと思います。普段ゆっくりなのは、早く動く必要がないからでしょう。

ただ、カメを観察していると気づくのですが、カメが動作を開始するまでに時間がかかることがあります。息継ぎするのを迷ったり、近づくのに迷ったり。ブランクが多いのですよね。

カメ美

このブランクだけを見れば、カメは確かにのろいように見えます。

しかし、このブランク、見方を変えれば、カメの慎重さを表しているのではないでしょうか。カメは攻撃手段を持っていませんから、身を守ることしかできません。自分の身を守るためにカメは臆病で慎重な性格なのではないでしょうか。

言い方をかえると、思慮深い性格ですね。

カメはのろまではなく、思慮深い生き物である。

カメ美

「ゾウの時間・ネズミの時間」であるように、カメは長生きできるように、あえてゆっくり行動して心拍数を少なくしているのかもしれませんね。