先日、仕事でシートフィーダー式A3対応スキャナーを調べたのでお勧めのものを3つ紹介します。
シートフィーダー式とは?
今回、紹介するのはA3対応シートフィーダー式スキャナーです。
スキャナーにはフラットベッド式、スタンドスキャナーとシートフィーダー式があります。
フラットベッド式は、コピー機の上側のように、原稿を置いてスキャンするタイプです。
スタンドスキャナーは、電気スタンドのような形をして、上から画像を読み込む方式です。
一方、シートフィーダー式は原稿をセットしてどんどん送っていって読み込ませる方式です。
シートフィーダー式の利点は、紙をどんどん送れるので、スキャンスピードが速い点です。
欠点は、色合いの再現が苦手な点、送り用のローラーが消耗品な点、ホッチキスや糊が残っていると詰まるですね。
A3対応スキャナーの相場は?
A3対応シートフィーダー式スキャナーは結構高価です。
A4のシートフィーダー式スキャナーの定番である富士通のscansnapはフラグシップモデルでも定価50,000円くらいです。
富士通 PFU ドキュメントスキャナー ScanSnap iX1600 (ホワイト/両面読取/ADF/4.3インチタッチパネル/Wi-Fi対応)
一方、A3対応シートフィーダー式スキャナーは30万円代からになります。
種類もそんなになく、完璧に業者や企業用といった感じです。
個人で使用するなら上記のscansnapのix1600か、廉価版のs1300iで十分かと思います。
富士通 スキャナー ScanSnap S1300i (A4両面)
ちなみに、今回紹介するA3対応シートフィーダー式スキャナーは30万円代のものを中心に紹介します。
それより、上の価格帯は50~200万円など専門的な需要しかないと思いますので。
お勧めA3対応シートフィーダー式スキャナー3選
富士通 FI-7460
最初に紹介するのは富士通のFI-7460です。
富士通 業務用 A3対応スキャナ fi-7460 FI-7460
定価は、330,000円になります。
基本的な性能は
- A4横を300dpiで取り込む際の速度:カラー60枚/分
- 1日当たりの読み取り目安:~18,000枚
- イメージセンサー:CCD
特徴としては
- センサーがCCDなので、カラーの読み込みに強い
- 原稿の保護機能が充実している。
キャノン DR-M 1060
次に、紹介するのはキャノンのDR-M 1060です。
Canon ドキュメントスキャナ imageFORMULA DR-M1060
定価は、327,800円になります。
基本的な性能は
- A4横を300dpiで取り込む際の速度:カラー40枚/分
- 1日当たりの読み取り目安:~75,00枚
- イメージセンサー:CIS
特徴としては
- A3対応型としては安い
- 原稿の保護機能が充実ある。
- テキストエンハンスメント機能で古い原稿もくっきり読み込める。
- センサーがCISなので、CCDよりもカラーに弱い。
EPSON DS-32000
最後に紹介するのはEPSONのDS-32000です。
エプソン スキャナー DS-32000(シートフィード/A3両面/高速読取)
定価は、440,000円になります。
基本的な性能は
- A4横を300dpiで取り込む際の速度:カラー90枚/分
- 1日当たりの読み取り目安:~40,000枚
- イメージセンサー:CIS
特徴としては
- 基本性能は高い。
- 原稿の保護機能があまりない。
- センサーがCISなので、CCDよりもカラーに弱い。
まとめ ~レンタルも選択肢としてありか?~
なので、カラーに強いものがいいなら富士通のFI-7460、古い原稿を読み取る機会が多いならキャノンのDR-M 1060、基本性能を求めるならEPSONのDS-32000という感じでしょうか。
ただ、シートフィーダー式の欠点はローラー交換など保守費も結構発生する点です。
そのため、レンティオなどのレンタルサイトで必要な時にレンタルするというのも選択肢の一つかと思います。
もう一つの選択肢として、書類をスキャンしてくれる業者に委託するというのも手ですね。
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