薬局薬剤師てどう?
いろいろな患者さんと話せて楽しいよ。
ということで、今回は、カメ美が感じた薬局薬剤師の意味について書いていきます。因みにカメ美は、薬剤師の中では若くてかなりの下っ端なので、ぺーぺーの薬剤師の独り言程度に見て頂けると嬉しいです。ベテランの方には、当たり前すぎる内容だと思います。
薬局薬剤師の仕事
薬剤師の皆さんにとっては当たり前だと思うのですが、薬局薬剤師の仕事は、事務作業を除くと
- 処方監査←もちろん重要ですが、今回の記事では割愛します
- 調剤
- 服薬指導←この部分について書いて行きます
- 在宅
- 地域貢献
こんな感じですよね。薬局に来る患者さんは、大体が生活習慣病の方や、風邪の方だと思います。勿論、門前の病院によると思いますが。
当たり前ですが、病院と大きく違うことは、入院を要するレベルの重症患者はいないということだと思います。病態が大体安定している人ですね。
服薬指導の意味~若者への指導~
では、病態が安定している人に行う服薬指導ってどのようなものがありますか?
- 薬の作用、服用の重要性の説明
- 副作用の説明・対応
- コンプライアンス・アドヒアランスの確認
- 患者に適切な処方内容かどうかを探るための指導 等々
いろいろあると思いますが、新米薬剤師カメ美がぱっと思いつくのはこれくらいです……。そして、この服薬指導は若くて、判断力ある人には、ほぼ必要なさそうに思います。若い人は忙しい人も多く、薬の説明書を読めば大体わかるので、薬剤師の説明が不必要な人が多いです。疑問点を医師に確認している人なら猶更ですね。実際、カメ美が薬剤師でなくても、薬剤師の説明はあまり聞かないような気がします……。
勿論、薬剤師の方が患者さんよりも専門知識があるので、その説明を聞くことにメリットはあると思うのですが、そのメリットは短時間では感じにくいと思います。
若い人で、薬局薬剤師がいて良かった!! と思う人は少ないかと思います。カメ美も若者への指導にいつも悩んでいます。
服薬指導の意味~お年寄りへの指導~
若者には、あまり必要でないと感じる服薬指導ですが、対象がお年寄りになると、その重要性は断然変わってきます。お年寄りは
- 耳が遠い
- 老眼
- 医師の説明をあまり聞いていない
- 医師に希望を伝えていないことがある
- 飲み忘れが多い
- 薬への興味がある人が多い
- 薬を飲む意味が分かっていない人も多い
- 薬の管理をすることがやりがいとなっている人もいる
こんな人が多いのでは、と思います。カメ美が最近実感したのは、口頭で服用方法を説明することの重要性です。薬袋に服用方法は書いてあるものの、それを口頭で読み上げることによって、頭の中にインプットされている気がします。勿論、忘れてしまう人もいるので、そういう人には、大きな文字で服用方法を書くのも重要です。
そして、意外な理由で服用を拒否している人もいますね。例えば、見た目が毒々しくて嫌とか、飲んでも体調が良くならないから飲みたくないとか。医師には言いにくいことも薬剤師には言えたりするので、そこで丁寧に説明することで薬への拒否感を解消できることもあります。
お年寄りへの服薬指導はとても重要性が高いと思います。カメ美にはできていないことが多いと思うので、勉強していきたいです。
服薬指導の意味~気軽な話し相手~
こちらも、お年寄りに多いのですが、話し相手がいなくて寂しそうな人っていますよね。そういう人にとって薬局って、ただ薬をもらう場所ではなくて、話ができる場所なんだと思います。カメ美がいる薬局は、時間がある方なので、話をしたそうな人の場合、できるだけ話を聞くように心がけています(忙しい薬局の場合は、上手く話を切るスキルが必要になるのかと思います)。
忙しすぎて、薬局にいる時しか休めない人や、話し相手がいなくて寂しい人にとっては、少しでも気が休める空間になれば、と思います。
薬局薬剤師の意味
ということで、カメ美が最近感じる薬局薬剤師の意味は、
- 処方監査
- お年寄りへの服薬指導
- 気軽な話し相手
です。もっといろいろとあると思うのですが、今のカメ美のレベルではこれくらいです。
薬局薬剤師としてできることを増やしていきたいです。
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